痛みを知らないから平気で傷つける

石場の独り言
痛みを知らないから人を平気で傷つけられる!
人は自分が経験していない事は分からい。頭ではわかっているつもりでも実際に経験しなければ絶対にその時の気持ちはわからいものです。
男性が妊婦さんの出産の苦しみは、頭では痛いだろうな?と想像は出来るが、絶対にその痛みその時の心境は分かるはずもないし、人によってその痛みの違いもあるから絶対に分からないといえる。
今の世の中、喧嘩はダメですと子供同士でのつかみ合い、叩きあいの喧嘩もさせない、できない。
喧嘩は子供のうちにして痛みを経験しておかなければ、大人になっての喧嘩では加減がわからなくて死なせてしまうことがあるんです。
子供が危ないと市に抗議して公園の遊具が撤去されている。
遊びながらケガを経験しないとどうやったらケガするのかさえも分からない。
自分で自分の首をしめている、子供同士の楽しみもけがをする経験を奪うことは子供たちの事を
思っているようで実は子供たちは被害者なのです。
親は子供に怪我をさせたくないから我が子に包丁も持たせない。私は母親にお手伝いと称して、一緒に料理を作ろうねと、包丁の持ち方を教えてもらい、やってみなさいと見守ってやらせてくれた。少々のケガは何の問題もない、指を落としてしまうことにならないように注意して見守っていれば大ごとにはならない。
怪我をさせないようにするのは過保護で、子供は怪我することもなく喧嘩することもないから痛みがわからない、知らない。
親であっても体罰は犯罪といわれ手を上げる事はなくなった。叩くことは良いとは言わないが、痛みを経験するという点から言えばとても貴重な経験だと思っています。
いずれにしても、ゆがんだ形で守られ育ってきてしまうと色んな痛みを知らない。
痛みを知っている人は簡単に人を傷つけることはない。転んで血だるまになった経験があると、他の人が同じような転び方をすると、自分の体が反応し身体に電気が走る。
小さなうちに色んな痛みや怖い経験すれば良いのだ、高いところから飛び降りて痛い目にあったり、喧嘩して痛い目にあったり、料理を手伝って痛い目にあったりその全てが素晴らしい経験となるのだ。
怪我する事が分かっていても経験させられる人は素晴らしい。子供を見ていて転ぶぞ~転ぶぞ~ほら転んだ~そんな経験をさせてあげたい。
大けがや死ぬ目に合うような経験は止めなければならないが少々の痛みを伴う経験は小さなうちにしておくべきだ。
痛みを知れば人に対して温かな心をもって接する人になれるから。
あくまで個人的な考え方で石場の独り言として捉えて下さい。最後までお読みいただき感謝します。

2020年10月01日