褒めて育てた方が良い?

石場の独り言
褒めて育てた方が良い?
今世間では褒めて育てた方が良いと言われる方が多いと思いますが、もちろん褒めることはとても大切なことだが、その他の叱る、ほっとく、教える、諭す、考えさす、等子供にはいろんな感情を経験させ学ばせなければならない。
だから、褒めるだけで育てると片手落ちになってしまい、叱られた時に立ち上がれない子になってしまう。
その時々でバランスが大切、いいね程度は沢山あっていいが、すご〜い程度の褒められは少ないほうが褒められた時の喜びは大きい。
叱ってばかりもダメでとにかくバランスが大切、子供の事を良く観察することが大切で気にかけていたら、ここだ~と褒めるや叱るが感じ取れるはずだ!
子供は親に認めて欲しい、だから褒めることは認められたと感じるから嬉しい。褒められたいから認めて欲しいから頑張るのですが、
子供を認めるとはその子のダメなところも良いところも認める事なんです。ダメなところは短所ではなく長所でもあるのです。
だから、叱る時は、失敗した時や上手くできなかった時ではなく、怠けたり、ふざけたり、いい加減だったりしたときに叱られる事です。
一生懸命頑張って間違ったり、失敗したり、うまくいかない、遅くても、出来が親の考えるレベルでなかったとしてもチャレンジしたことを褒めてあげたうえで何故失敗したかを諭すことが大切。
だがいい加減だったり、なめていたり、中途半端だったりした失敗ならしっかり叱ることが大切です。
親から優しくされ、叱られる事なく育てられた家庭の子はとても良い子である事は間違いありません。しかし打たれ弱い、競争に負けた時や、叱られた時心が折れる子が多いし、ちょっとして事でビクビクしていたり、諦める子が多い。
社会に出たら世の中の人は優しい人ばかりではない、意地悪な人もいるし、競争のない社会は無い。家族だけは優しい分かってくれる、だから家に引きこもりを生んでしまうんです。親は必ず先に亡くなります、その子を生涯面倒見ることは出来ないのです。
だから、強い子に育てて欲しい、それは子供の為なんです。
叱れない親のほとんどが叱らないのではなく、叱れない事の方が多い、叱れないことを正当化して褒めて育てることがいいとなる。
叱る時は叱る方も心が痛いがその子の事を思えばこそ嫌われる事覚悟で叱るのです。
子育てはとても難しい、親も人間だから親としの勉強、試練、学びですね。
未来を背負う子供たちをみんなで頑張って育てて行きましょう!
子供とともに我々親も成長させられているそんな風に思えたらもっと楽になれるかも知れませんね。
あくまで石場の個人的な考え方であり独り言としてとらえてください。最後までお読み頂き感謝します。

2020年10月01日